前身の興國商業学校は、当時の大正ルネッサンスの気運を受け、金崎貞三が主唱者となり、瀬川卯三郎・福田一光が参画し、商都大阪にふさわしい商業人の育成を目指して、東京商科大学より草島惣治郎を招聘し、1926年に男子校として設立される。初代理事長は草島惣治郎。1964年より男女共学となったが、1978年から再び男子校へ移行した。現在は前理事長校長・草島一の提唱する、自分の長所や得意なところで夢や目標をみつける「オンリーワン教育」を行っている。
校名は中国の古典に由来する。正式名称は正字体を用いた「興國」であるが、新字体を用いて「興国」と表記される場合もある。校章は論語に記されている「歳寒くして然る後に松柏のしぼむ後るるを知る」の柏からのヒントを得ている。また校歌は土岐善麿と小松耕輔が作詞作曲を担当している。
現在は男子校ながら2300人を超える超マンモス校で野球部も120名を超える。
1968年の第50回全国高校野球選手権大会で初出場初優勝を成し遂げた。
夏の選手権大会で大阪の優勝は浪華商（現大体大浪商、浪商時代の61年も優勝）、明星、興国、PL学園、大阪桐蔭、そして2019年の履正社の6校のみ。
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