湖南ビッグボーイズでは、楽しく、のびのび野球をモットーに、一学年15名程度の少人数体制ではありますが、選手、スタッフ一同、一丸となって、日夜厳しい練習に励んでいます。チームとしての歴史はまだ浅いですが、最近十年間で七人の選手が中学オールジャパンや関西ジャパンに選出されています。子供たちに求めるものは１％の素質と99％の元気と努力だけです。そんな私たち湖南ビッグボーイズが最も大切に心がけている指導方針は硬式野球を通じた人間育成の基礎づくりにあると考えています。厳しい練習でたくさん話合い、一緒に悩み、喜び、汗を流し、その中で師や先輩への礼儀礼節、後輩への思いやり、仲間への友情、応援してくれる家族への感謝の心、そしてこの先の将来をたくましく生きていける強い心を子供たちは強く育んでいってくれるものと確信しています。　また近代高校野球においては益々高度な技術や高い身体能力が求められるようになってきています。これについては、我々湖南ビッグボーイズ指導者は一番責任をもって指導しなければならないものと考えています。いつの時代にも変わらない野球の確かな基本技術、高度に進化する戦術、高校、地域差,による練習方法の違い等ありますが、湖南ビッグボーイズでは一人ひとりに徹底して正確な基本動作を教え、あらゆる状況に対応し高校野球でも高いレベルで活躍できるよう、野球の基本知識、理論を一人ひとり何度も丁寧に説き実践指導しています。　野球には高い心肺能力、パワフルで柔軟かつ機敏で瞬発力のある体が求められます。この体力トレーニングも私たちは一番慎重に指導しなければならないと考えています。子供たちはまさに成長期真っ只中、まずは野球動作の反復練習に耐えられる体力を自然に付けさせ、怪我や故障に最大限配慮したトレーニングを３年間の中で徐々にアップしていく指導をしています。　武道の世界には『千日をもって初心とし、万日をもって極めとする』という、ことわざがあるそうです。湖南ビッグボーイズでの練習もまさに中学期での千日修行。子供たちが野球選手として、たくましく、スタートラインに立てるよう、指導することだと考えています。