東京六大学理工系硬式野球連盟(通称:リコタイ六大学)は1964(昭和39)年に東京六大学(早稲田、慶應、明治、法政、立教、東京)の学生有志により発足。3年後の1967年に連盟規約を制定し、春秋2季制のリーグ戦を開始しました。
現在でも文系理系を問わず多くの学生が大学でも硬式野球を続ける環境としてこのリーグを選び、毎シーズン熱い戦いが繰り広げられています。 甲子園経験者もいれば高校までは軟式野球部に所属していた選手など、幅広い層が硬式野球を楽しんでいることが特徴です。
毎年6月には東京ドームで試合を行い、秋にはリーグの代表チームで韓国・済州島に遠征しアジア各国の社会人野球チームと対戦します。本気で硬式野球を楽しみつつ充実した大学生活を送ることができ、大学生にとって「ちょうどいい」環境として注目を集めています。
他の硬式野球リーグと比較した際の最大の特徴は、リーグの運営は基本的にすべて学生が担当すること。各大学が理事を選出し、理事会と呼ばれる運営組織が実際の運営を執り行います。
リコタイ六大学に転機が訪れたのは2018シーズン。理事長に就任した小池颯(早稲田・2018年卒部)のもと、様々な改革が行われました。積極的な外部発信を行い、連盟Twitterの開設やiOSアプリPlayer!の導入によって大幅に外部ファンが増えました。地元を離れた息子の活躍を、大学の友人の活躍を、球場に足を運べなくてもアプリで応援できるようになったのです。2018シーズン最終戦となったZETT杯決勝戦では、アプリを通じた観客数が1000人を超える程の注目を集めました。
高校野球を終えた元球児たちが、大学でもう一度輝けるリーグに。たくさんの人に応援してもらえる幸せをもう一度感じられるリーグに。リコタイ六大学は進歩を続けていきます。
設立年月日 | 1964年 月 |
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